良寛さんはほとんど人を批評・批判したり怒ったりしない人だったようです
(逸話)
良寛さんのよく行く山田家におしゃべりの女中およしさんがいました
あるとき あまりおしゃべりが過ぎるので
良寛さんが珍しく 「うるさい」と言った
さすがにおよしさんは恥じ入るように黙ってしまった
その後良寛さんがいつ山田家を訪ねてもおよしさんは出てきませんでした
そこで良寛さんは次のように書いておよしさんに渡したとか
かしましと
おもてぶせには
言いしかど
このごろ見ねば
こいしかりけり
(逸話ここまで)
昔、かなりしつこい営業マンが3日と置かずによく来た
「うるさい、用もないのにくるな」と言った
その後、その営業マンはピタッとこなくなった
寂しさを感じた